保護猫カフェとは?

猫好きな方なら一度は訪れたことがある、たくさんの猫達と触れ合うことが出来る夢の空間の猫カフェですが、「保護猫カフェ」と呼ばれる猫カフェがあるのはご存知でしょうか?

「もちろん知ってますよ~いつも利用しています!」という方が殆どだとは思いますが、まだ知らない方のために簡単にご説明させていただきます。

保護猫カフェには2タイプある(厳密には3タイプ)

保護猫カフェ」は、その名の通り保護された猫たちがいる猫カフェです。

猫を保護してくれる施設ではありませんのでお間違えの無いように(=^・^=)
たいていの保護猫カフェでは猫の引取りは行っていません。

猫達と触れ合うことを目的としている点は、一般の猫カフェと変わりませんが、 愛護団体に保護された猫や公の保護施設から引き取った猫、個人が拾った猫など、保護猫の経緯はお店によって様々異なります。

さらに、「保護猫カフェ」には二つのタイプがあります。

1.保護猫がいる猫カフェ

1つは、一般的な猫カフェと同じように、猫達とふれあうことを目的としているお店でそこにいる猫達が保護された猫達なので「保護猫カフェ」です。

一般的な猫カフェの猫は、純血種の人懐こい猫が多く、楽しくふれあうことが出来ますが、保護猫カフェの猫は、様々な経緯で保護された猫達なので、中には人慣れしない猫や臆病な猫もいて、心を開いてくれるまで温かい目で見守る必要がある場合もあります。

2.里親募集型の保護猫カフェ

そしてもう 1つは、猫達とふれあうことの他に、保護猫達の譲渡を目的としている里親募集型の「保護猫カフェ」です。

行き場のない猫達に新たな飼い主を探すために無くてはならない場所となっています。

里親になることが出来ない人でも、施設を利用することでその利用料金が活動資金になり保護活動に貢献できます。

営利目的か非営利かの違いもある

1.営利目的の場合は、第一種動物取扱業となる

一般的な猫カフェは、営利目的の第一種動物取扱業となります。

猫を展示して入場料や飲食代などの利益を得て運営しているからです。
保護猫カフェ」であっても同じで、たいていの「保護猫カフェ」は利益を得て運営しています。

2.非営利の場合は、第二種動物取扱業となる

保護猫カフェ」のなかには、営利を目的としない第二種動物取扱業の所もあります。

入場料や飲食代などの利益を得ずに、寄付を集めて運営しています。

その理由は、営利目的の第一種動物取扱業者では、公の保護施設から保護猫を受け入れることが出来ないからです。

そのため、一般の猫カフェや保護猫カフェの中には、NPO法人の動物愛護団体などを通して、公の保護施設から保護猫を受け入れている所もあります。

たくさんの猫たちを救うために、利益を得ず非営利で活動し、公の保護施設から猫を受け入れている保護猫カフェもあります。

まとめ

同じ保護猫カフェでも営業形態は様々で、3つのタイプがあります。

  1. 保護猫がいる猫カフェ
  2. 里親募集型の保護猫がいる猫カフェ
  3. 非営利の里親募集型の保護猫がいる猫カフェ

少しでも多くの方が「保護猫カフェ」をを訪れ、一匹でも多くの行き場のない猫達にずっとのお家が見つかることを願います。

殺処分されたり、悲しい末路をたどる猫がいなくなる世の中になりますように…。

最新情報をチェックしよう!